人は皆、生まれながらにして、一人一人が個性的です。
そんなことは、わかりきっていることなのに、
人は、自分と他人を比べずにはいられません。
「こうあるべきだ」というステレオタイプ的な価値観に縛られて、
「〜ねばならない」と考えがちになります。
私たちは、現実の世界の、一瞬一瞬を生きることしかできません。
「今、ここにある自分」しかないのです。
しかし、「今の自分をありのまま受け止める」ことと、「今のままでいい」と諦めて努力しないこととは違います。
常に「ありのままの自分」をベースにしながら、+アルファを積み重ねていく。
それが、自分を成長させていくのだと思います。
人生は、足らないことの連続です。
足らないことの隙間を埋めていこうと、どんなに努力しても、その隙間を埋め尽くすことは、永遠にできません。
なぜなら、完璧な人間など、存在しないからです。
凸凹した荒削りな土の塊に、水を加えて練り、土を加えたり削ったりしながら、ろくろで形を整えて、土本来の持つ特性を生かした、見事な器に仕上げていくように、
人生も、何十年という月日の中で、自分なりの器に仕上げていけばよいのではないでしょうか。
そうやって一日一日を大切に生きることが、本当に自分を大切にするということであり、愛する人を大切にするということであると、思います。
私の相方は、心が強くはありません。
放っておけば、どんどんと、心の闇は大きくなってしまうでしょう。
相方の心に思いを馳せるとき、
私は、どうしたら相方の心を救っていくことができるのかを、考えます。
それは、とりもなおさず、自分自身がどう生きるか、
人生をどうやってプラス思考に転じていくかを考えることでもあります。
足らないもを埋める努力をするよりも、
ポジティブに、今あるものに足していこう。
相方に出会ったおかげで、今の私は、そう考えられるようになりました。
だから、これからは私が、相方がそう思えるようにしていく番なのです。
2011年10月03日
足らないものを埋めるのではなく、今あるものに足していこう
手作りカーテン
相方が、使っていない布を使ってカーテンを手作りしました。
3部屋分、合計6枚です。
本当に、よくがんばって作ってくれました。
リビングは水色を基調とした花柄。
リラックスルーム紺色の縦縞、寝室は水色の縦縞です。
今まで、夏仕様のすだれだったのが、カーテンを替えたことによって、がらりと雰囲気が変わりました。
まるで、ちょとしたカフェのようです。
3部屋分ですから、買えばそれなりの出費になりそうなものですが、手作りをしたおかげで、カーテンの留め具200円だけで作ることができました。
「お金をかけずに、あるのもを上手く再利用して、ナチュラルテイストでおしゃれにコーディネートする」というのが私の理想ですが、今回はまさにその通りになりました。
もし、真冬になって、カーテン一枚では寒ければ、100円ショップでフリース素材の膝掛けを買ってきて、それをカーテンと窓の間に吊して、防寒にする予定です。
今回作ったカーテンに合う膝掛けの柄を探すのも、この冬の楽しみの一つになりそうです。