2011年09月04日

明日の記憶




この連休は大雨でした。
外にでかけるのも危険なので、相方と家の中でまったりと過ごしました。

天気が荒れる前に、レンタルショップにて、ボサノヴァのCDと、「明日の記憶」のDVDを借りてきました。

ゆったりとしたボサノヴァを聴きながら、コーヒーを飲んだり、Macでマイペースに仕事をするのは、至福のときです。
気分だけは、昔の王朝貴族のサロンのようです。

夕食後、相方と「明日の記憶」を観ました。
会社人間だった主人公(渡辺謙)が、若年性アルツハイマーにかかりながらも、献身的な妻(樋口可南子)に支えられて、自分の運命を受け入れていきます。
次第に妻のことさえも忘れていく夫を、それでも愛し抜き、支え続ける妻の姿に、心を打たれました。

聖書に「美しいものを愛でることは、たやすい。しかし、美しくないものを愛することが、本当の愛なのです」という言葉があります。
若さ、健康、美貌、裕福さ。
優しさ、強さ、可憐さ。
それらに、人は魅力を感じるのでしょう。

しかし、どんな人もいずれは老います。
病は突然、誰の身にもやってきます。
富も一瞬にして失うことがあります。
強く見える人も、内に弱さを持っているかもしれません。
優しさは、自分の弱さを覆い隠すよろいかもしれません。

愛した人の、「美しくない部分」を知ったとき。
それは、本当の愛が試されるときなのでしょう。

そんなことを、深く考えさせられる映画でした。




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2011年09月01日

神様のカルテ




映画「神様のカルテ」をみました。主人公の医師が、妻に支えられながらも、患者との出会いを通して、本当に自分がなりたかったものに気づき、研究者への道を断って、現場の医師として働くことを決意する、というストーリーだった。

映画をみながら、この主人公は自分に似ているなぁ、と思っていました。見終わったとき、相方が「あの主人公、あなたに似てるね」と言いました。

僕も、現場一筋でいくか、管理職になるか、大学院の研究職になるか、あれこれ悩んで、いったい自分はどうしたいんだろう、と右往左往していた時期がありました。

そんなとき、自分に進むべき道を照らしてくれたのが、子どもたちであり、保護者であり、そして何より側にいた相方でした。

自分の進むべき道が正しいかどうかなんて、本当は分からない。
でも、それが正しいと信じて、進んでいけば、いつか点がつながって線となり、一本の道になる。

そういえば、スティーブ・ジョブスの伝説のスピーチも、同じようなことを言っていた。




posted by くろまめ先生 at 21:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 はてなブックマーク - 神様のカルテ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月31日

海洋天堂みました




ジェット・リー主演の「海洋天堂」を、名古屋の名演小劇場でみました。
当初は、日本での公開はなかったのですが、署名の結果、公開が実現しました。

なお、主演のリーは、台本を読んで号泣し、自ら出演を懇願し、ノーギャラで出演したそうです。

末期がんの父(リー)が、自分亡き後の自閉症の息子のために尽くす物語でした。観客席のあちらこちらからすすり泣く声。自閉症のみならず、障がいのある子どもの親御さんや、障がいはなくても何らかのハンディのある子どもの親御さんにとっては、自分たちをみるような気持ちになるのでしょう。

私がいままでかかわってきた障がい児の親御さんも、何度となく子どもを連れて旅立とうとしたと語ってくれました。

私たち専門家は、そうした親御さんの気持ちを、いつも心に留めておくことが大切だと、改めて思いました。

海洋天堂 オフィシャルサイト http://kaiyoutendo.com/

映画予告編(公式)


posted by くろまめ先生 at 15:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 はてなブックマーク - 海洋天堂みました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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